「そろそろ本気で勉強したい」
「新しい資格や知識を身につけたい」
と思いながらも、なかなか習慣化できずに終わってしまう・・・。
そんな方、多いのではないでしょうか?
仕事も家庭も忙しく、20代の頃より気力も体力も減ったと感じがち。
でも、ここで学び直せば自分の未来を変えられる。
そんな焦りや期待もある。
私自身もそんな一人でした。
三日坊主を繰り返し、
「結局また続かなかった・・・」
と自己嫌悪に陥る日々。
その“壁”を越えるヒントが欲しい。
そう思って手に取ったのが今回ご紹介する『限界突破勉強法』です。
この本には、続かない・変われない自分から脱却し、「自分に信頼を積み重ねる」ための習慣術とメンタルの整え方が凝縮されています。
「やればできる」ではなく、“どうやれば本当に続くのか”。
リアルな悩みに寄り添った実践書として、本気でおすすめしたい一冊です。
もくじ
本と著者の紹介・本書の概要
『限界突破勉強法』は、難関大合格を目指す受験生のために書かれた勉強法本ですが、そのエッセンスは大人の学び直しにも応用可能です。
著者陣は柏村真至氏ほか、「E判定から逆転合格」を現実にした“南極流勉強法”の実践者たち。
この本は、知識やノウハウだけでなく、「短期間で自分を変えるためのメンタル・思考習慣」にまで踏み込んで解説してくれます。
- 「自分が確実にできることを毎日やる」
- ネガティブな思い込みを手放す方法
- 周囲の環境に流されないためのセルフコントロール
- ポジティブな言葉や思考を習慣化するコツ
- 記憶を定着させる再読テクニック
こうした内容が、難しい理論抜きで具体的なアクションプランとしてまとめられているのが特徴です。
「学生向けだろう?」と思わず、大人こそ活用したい一冊。
これが読み終えた今の率直な感想です。
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実践ポイント・学びの要点
「自分にできることを毎日やる」が最強の土台
本書の核となるのが、「自分が確実にできることを毎日やる」というシンプルな勉強法です。
たとえば『5分だけ単語帳を読む』『1問だけ問題集を解く』でもOK。
とにかく「絶対にできるレベル」でハードルを下げて続けること。
この小さな積み重ねを毎日続けることで、
- 脳(前頭葉)と無意識(潜在意識)が「自分はできる」という“信頼回路”を築く
- 勉強への抵抗感がどんどん薄れ、逆にやるのが当たり前になる
つまり、「やる気」や「根性」に頼らず、行動の反復で自分への信頼を増やす方法です。

「今日は疲れてるし…」とサボりたくなる日も、たった5分の積み重ねなら乗り越えやすい。
この“自分に優しいルール”が、結果的には長期的な学びと自信を育ててくれるのだと気づかされました。
意識を変える=勉強が変わる
勉強が続かない最大の敵は、じつは「ネガティブな思い込み」かもしれません。
本書では、
- 「自分はどうせできない」
- 「あれが苦手、これも苦手」
- 「運が悪い、ツイてない」…こうした思い込みを“意識的に手放すこと”の重要性が説かれています。
その方法のひとつが、「自分は運がいい」と言い切ること。
苦手や嫌なことがあっても、『肯定的に捉える力』を習慣づければ、ネガティブな自己評価に引きずられなくなる。
また、他人のネガティブな感情(イライラ、不満、愚痴など)も自分の行動力や積極性を奪う原因。
- ネガティブな人には極力近づかない
- 「自分を守る」と決めて線を引く
こうした“外部からの影響”へのセルフディフェンスも、大人の勉強には欠かせないポイントでした。
習慣と仕組みでポジティブをインストール
さらに本書では、「毎日ポジティブな言葉を口にする」ことも強く勧めています。
- 「今日も絶対に一歩前進できる」
- 「自分はやればできる」こんな肯定的な言葉を、朝イチで声に出す。
逆に「どうせダメ」「また失敗した」など、ネガティブな言葉は“口にしない”と決めてしまう。
こうした小さな意識の積み重ねが、自信や行動力を強化してくれます。
また、学習内容の定着には
- 「目的→要点→自分の言葉でまとめる」A4シートの活用
- ルーズリーフやA4紙に要点を1枚でまとめて毎日見返す
- 忘却曲線を意識して“復習タイミング”を仕組み化する
こうした工夫が、社会人になっても「学びを資産化」する最短ルートだと実感しました。
社会で活かすためのアクションプラン
本書で得たノウハウは、社会人にもそのまま応用できます。
まず大切なのは、「完璧を目指さない」こと。
- “5分でできること”を1つ決めて、毎日記録して可視化する(例:1ページ読む、1問解く、1フレーズ書く)
- 毎朝1分だけ、自分に肯定的な言葉を声に出す(例:「今日も一歩前進できる」「自分ならやれる」)
- 学習のたびに「目的→要点→自分の言葉でまとめ」をA4で1枚に書く→これを机や手帳に貼り、何度も見返して定着させる
こうしたアクションを続けることで、「自分は継続できる」という新しい自己イメージが少しずつできあがります。
忙しくとも、スキマ時間を活かせば大きな差がつく。
それを実感できるメソッドです。
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まとめ
限界突破は「才能」や「根性」ではなく、
「小さな自信」と「ポジティブな意識」の積み重ねから生まれます。
『限界突破勉強法』は、
「また三日坊主かも・・・」と悩むあなたにこそ、
『本当に変わるための習慣化×自己信頼』のヒントをくれる一冊です。
今の自分を変えたい、これからの人生にもう一度賭けてみたい。
そんな方は、ぜひ今日から「できることをひとつだけ」「ポジティブな言葉を一言だけ」始めてみてください。
今からでも遅くありません。
小さな一歩を毎日積み重ねることで、自分自身の限界は必ず突破できると私は確信しています。
ありがとうございました。
また次回。
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