以前の人のタイプは二つ、ゴール型とテーマ型に分けられるいという記事を書きました。
これが結構反響大きくて、直接会ってその話をした人には後日、
「仕事をしていて打ち合わせの時、どうにも意見が合わなくて。ずっとなんでだろうと思っていた。ゴール型とテーマ型の話を思い出したらかなり腑に落ちた」
「その人たちとの関わり方がわかるから、仕事をしやすくなった」
という感想をいただきました。
上の記事ではゴール型とテーマ型の違いを解説しました。
今回は、そのゴール型とテーマ型のタイプの違う人と仕事をするとどうなるのか、仕事をする上でのゴール型とテーマ型の違いについてお伝えしていきます。
【2020.4.18:記事初投稿】
【2021.10.30:本文加筆修正、リンク追加】
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もくじ
ゴール型とテーマ型の違い
ゴール型とテーマ型のおさらいです。
ゴール型
- 結果重視で前に進む
- 考えて決めてから行動する
- 約束は正確な場所と時間を決めたい
- 期限がないとストレス
- やることが明確な時に力を発揮する
- まず「やること」を先に決める
- 目的と目標を意識し、ゴールを目指す
テーマ型
- プロセス(課程)重視で前に進む
- とりあえず行動してから考える
- 約束は「頃、ぐらい」で大体オッケー
- 期限があるとストレスになる
- 締切ギリギリになって爆発的な力を発揮する
- まず「やりたくないこと」を決める
- 目の前のことを意識して、テーマに生きる
基本的に「ゴール型」はきっちり。
「テーマ型」はざっくり。
という感覚だけわかっていただけたら大丈夫です。
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仕事でゴール型とテーマ型がすれ違うとどうなるか
打ち合わせや会議などの時、どうしても意見が合わなくなる時ないですか?
冒頭で「ゴール型、テーマ型」の感想をくれた話をしましたが、その方の話をします。
ある時、3人で打ち合わせをしていたそうで、1人の人とは意気投合してどんどん先に進めるけど、もう1人の人とは意見がどうしても合わなかったそうです。
「なぜだろう?」
「どうして、わかってくれないのだろう?」
そう思いました。
最初はわからなかったそうですが、以前聞いていた「ゴール型、テーマ型」の話を思い出し、バチッと腑に落ちたそうです。
「なるほど!この人はゴール型だ!!」
感想を話してくれたのは「テーマ型」の人。
私と話が合ったのは「テーマ型」の人。
話が合わなかったのは「ゴール型」のタイプに人間でした。
「テーマ型」の人間は「なんとなくやってみたらいいじゃん!」のタイプなのでざっくり話が進んでいきます。
しかし、そこに「ゴール型」の人間は、ざっくりが嫌いです。
まずゴールはどこにあるのかを決めてから進みたいんです。
だからテーマ型の人間同士、フィーリングでの会話にゴール型はついていけなくなってしまいます。
すれ違わない為に
勘違いしないように伝えておきますが、「ゴール型が悪い」とか「テーマ型がいい」という話ではありません。
お互いの特徴を知らないと、どんなに良いプロジェクトでも進んでいけなくなってしまいます。
その為には、まず自分が、相手が、どっちのタイプか知る必要があります。
ゴール型かテーマ型かを知っていれば、話が合わないようなことは防げるようになるし、人間関係も円満になっていきます。
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ゴール型、テーマ型の役割
仕事をするにおいて、「ゴール型」「テーマ型」で得意な分野が違います。
例えば新しいイベントを立ち上げるとします。
立ち上げまでは「ゴール型」
「ゴール型」は目標を設定し、筋道を立ててゴールに向かうことを得意とします。
イベント当日までの準備には期日、〆切など重要なことがたくさんあります。
なんとなくで進んでいる「テーマ型」の人間はとてもこれが苦手です。
スタートしてからは「テーマ型」
イベントがスタートすると、いろいろな問題が起きます。
この突発的なことに「ゴール型」の人間は苦手とします。
立てていた筋道が容易に変更されるからです。
しかし、なんとなくの「テーマ型」人間は、イレギュラーに対しても余裕を持って対応できます。
「イベント開催」というざっくりテーマで進んでいるのあまり動揺しないのです。
どっちも重要
以上のことから「ゴール型、テーマ型」はそれぞれ得意とすることが違うため、どっちも必要だし、どっちも重要なのです。
お互いにタイプをわかった上で役割分担をしていくと良いでしょう。
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おわりに
今回は「ゴール型、テーマ型」の感想を頂いたので、仕事における「ゴール型、テーマ型」についてお話をさせていただきました。
お互いのタイプを知り、補い、思いやりをもって進んでいけばとてつもない力で進んでいけると思います。
ではまた次回!
ありがとうございました。
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