「どうせ無理」人間の心理と近づくと、やる気がなくなってしまうワケ

「こんなことしたいんだよね」

「こういうアイディアどうかな?」

と他の人に話すと、

「どうせ無理でしょ」

「そんなこと考えてないで現実みたら?」

という人間が意外と多くいます。

なぜでしょうか。

やってもいないのに「無理」「できない」って言ってしまう人間って、コミュニケーションを取る気がないのかな?と思っちゃいます。

で、このような否定的な人と一緒にいると、自分もネガティブの方に引っ張られます。

すると、本来やる気があったのに「やっぱやんなくていいか?」とそのチャンスをふいにしてしまうことがあります。

これはすごくもったいないことです。

今回は、その「どうせ無理」と言っちゃう否定人間がどうして否定するのか。

そしてそのような人と一緒にいると自分自身に起きること、その対処法を解説していきます。

【2017.6.28:記事初投稿】
【2020.9.16:タイトル修正、リンク追加、本文加筆修正】
【2022.8.31:タイトル修正、リンク追加、本文加筆修正】

「どうせ無理」と言っちゃうという人間の心理

というのも先日、年下なんだけど仕事上では先輩女性と外回りに行った際、車中で話をしていました。

その時に、話題も特になかった(そもそも喋りたくない部類の人だった)のですが、道中の時間をなんとか過ごすために「この会社でこんなんサービス、商品あったら楽しくないですか?」的な話をしていましたら、ソッコーで、「どうせ無理でしょ」、と。

もうソッコーですよ。ピシャリ。

いやいやいや、ただの道中の時間を円滑に過すためにコミュニケーションじゃないですか。

ソッコーで否定されたら、話広がりませんでしょ。

思い返すとその先輩は事あるごとに否定から入ってくる人間で、自分の価値観をガッツリ押しつけるタイプです。

「私はこんなこともしているのよ。なんであなたはやらないの?」

的な。

なので「どうせ無理」と否定してしまえる心理を考えてみました。

意見を否定することで立場を明確化させる

いわゆるマウンティングというやつでしょうか。

これが大きい。

他者の意見を否定することで、「あなたより私の方が上よ」とアピールする。

相手の意見を否定することで、「相手の意見と私の意見は違う」と簡単に明確にできるので、安心感を簡単に得ることができるんですね。

つまるところ、自己満足。

否定された人間は、その人の事を上だと思ってませんし、むしろ「嫌な人だな」と思ってます。

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「どうせ無理」人間の原理

別の記事でお話させてもらったこともあると思うのですが、人には「流れ」もしくは「熱量」、「エネルギー」というものが存在します。

上記の記事でも書いたのですが、世の中には「いい流れの人」「悪い流れの人」がいます。

「あいつすごいエネルギッシュだよね~」

「やる気があるな。熱量がすごいな」

と言うやつです。

芸能界でいうと松岡修造さんとかが有名でしょうか。

「熱量が違うよね、熱い男だね」みたいな。

別の例として、川の流れで例えてみます。

想像してもらうといいのですが、川の水は高いところから、低いところに流れていきます。

上流から下流。

高い所=熱量高い、いい流れ

低い所=熱量が低い、悪い流れ

否定する人「悪い流れの状態」の人が多いです。

低いんですよね。熱量が。

悪い流れの人は低い位置に居ますから、高いところから流れていくので、相手の流れを奪うイメージです。

「流れを奪う原理」を熱力学から攻めてみる

高い方から低い方に流れて行くことを川に例えてみましたが、熱力学的な話で「エントロピーの法則」というものがあります。

私は専門的に勉強しているわけではありませんので、詳しい話はできませんけども。

エントロピーの法則とは

「熱というモノは熱い方から冷たい方に向かって流れて逆はない」

ということです。

よくわからんですけど。

とりあえずこれを人間関係の分野で当てはめるのか?と疑問が起きそうですが、つながるところがあるからしょうがない。

私の解釈としてお話しますが、 例えば透明の水にインクを落とすと広がります。

で、広がってしまった後は元に戻ることはない。そんな感じです。

で、こうなる。

画像参考:http://www.motohashi-yuta.com/entry/2014/11/15/071646

広がってますよね。

「エントロピーの法則」を人間関係に当てはめる

もう一つ、例えてみます。

男性の手の温度が、女性の手の温度より高いとします。(逆もまた然り)

で、握手したり手を繋いでいると、女性の手は温まり、男性の手の温度はわずかに下がり、二人の手の温度が同じなりますよね。

ということは、人間関係においても同じことが言えると思います。

熱量が高い人は低い人に近づくと、熱を取られてしまうんですよ。

飲み会の席で、みんな楽しんでいるのに、一人だけ「そんな無理無理~」みたいな否定的なやつがいたら引っ張られるじゃないですか?そちらに。

「なんか否定されて気分が落ちた・・・」「あいつ否定ばっかじゃん」みたいな。

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「どうせ無理」人間の対処法。近づかないことが一番

何かの外的要因(挑戦したのに失敗した。等)があって、熱量が落ちている人は良いんですよ。

落ちた要因がわかっていますから。

その要因改善してまた挑戦すればいい。

こちらが手を貸して、アドバイスして、要因を解決して整えてあげる。

そもそも、「熱量が高い人」はアドバイスなしにでも勝手に十分整います。

ですが、何でもかんでも否定から入ってしまうような人たちのような、もともと流れが、熱量が低い人はダメ。

この人達は、意識的か無意識的にかはわかりませんが、相手の熱を奪うことに全力を注いでます。

あなたが「そんな熱量の低い人達を助けたい!!」「それが私の使命なんです!!」という人はいいんですよ。

でもみなさま等しく時間に限りあるこの世界で、いかにして相手の熱を奪うことに捧げている人と関わることが、どんなにもったいないことか。

そんなことをするぐらいでしたら、「本を読む」「熱量の高いコミュニティに入る」「仕事や環境を変える」などなどのことをした方がとても有意義になると思いませんか?

自分を変えることに全力を注いだほうがいいです。

以下の3つの方法を実践すると自分を変えることができますよ。

  • 時間配分を変える(いつもスマホをいじる時間に本を読む)
  • 住む場所を変える
  • 付き合う人を変える(熱量の高いコミュニティーに入る)

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おわりに

私の場合の対処法は、流れが悪いと思う人には極力近づかないようにしています。

同じ職場だったりすると、会わないようにするのはとても難しいので、喋りかけられたときには、「そーっすねー」と取り合わず、なるべく早くその場を離れます。

一番良いのは、そんな人と別の環境で過ごすことが一番なのですが、組織に属して仕事をしている以上、しょうがないことでもあり、今後の自分の行動に期待して、頑張っていきましょう。

ではまた次回!

ありがとうございました!!

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