人間関係は『ギブアンドテイク』。まずは「与える」からはじめよう

人間関係って、すごく疲れませんか?

私の周りにも、情報を欲しがる「くれくれ君」がいます。

くれくれ君は、

「なんか儲かる話ない?」

「面白い話ない?」

と頻繁に尋ねてきます。

簡単にググれば「儲ける方法」と検索するだけで色々出てくるのに、それでも聞いてきます。

知っている範囲で話すことはできますが、聞いた後は「ふーん」としか言いません。

『ギブアンドテイク』という言葉があるように、「ギブ=与える」が先で、「テイク=取る、貰う」はその後です。「まずギブが先」を意識するだけで、人間関係は変わります。

今回は、少しでも人間関係を良くするための『ギブアンドテイク』について考えてみたいと思います。

【2017.3.2:初投稿】
【2022.7.29:タイトル修正、本分加筆修正、リンク追加】
【2024.5.21:タイトル修正、本文加筆修正、リンク追加】

『ギブアンドテイク』のテイク(もらう)を先にしてしまうデメリット

以前に働いていた会社では、ピンクソルトを売っている業者さんと関わりがありました。

いわゆる岩塩ですね。

そこの社長さんはパキスタン人で、10年近く日本に住んでいるため日本語がペラペラです。

ある日、その社長さんから「そちらで大口の販売店で知っている所ありませんか?」と尋ねられました。

私は「大口?例えばどんなところですか?」と聞くと、「イ◯ンさんとか大きいスーパーです」と答えました。

現在は卸売業者に卸して収益を得ているそうですが、直接大口の販売店に卸す方が利益率が高いと考え、紹介を求めてきたのです。

しかし、私たちはそのようなコネを持っておらず、ご期待には添えませんでした。

それでも社長は「儲けたいんです。何かありませんか?」と執拗に聞いてくるのです。

ただただ「儲けたい」

わかりました。

私も協力しようと思い、いくつか質問してみました。

  • Q. お客さんの名前や住所、アドレスなどの情報を持っていますか?
  • A. 持っていません。
  • Q. 現在、直接お客さんとやり取りしていますか?
  • A. していません。卸売業者だけです。そもそも個人のお客さんとは取引していません。
  • Q. 今後、個人のお客さんとやり取りするつもりは?
  • A. ありません。個人のお客さんは利益率が低いし、大口が欲しいんです。
  • Q. それならば、自ら販売店開拓のために営業に行くしかないのでは?
  • A. 営業はやったことがないし、営業してくれる人が欲しいです。あなたの周りにいませんか?

いやいやいや、誰もやりたがりませんよ。

楽して儲けたいという願望が出すぎです。

このような『くれくれ君』では、誰も手を差し伸べようとはしません。

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人間関係を良くするにはまずは『ギブ(与える)』

まず「与えてみよう」というのは、決して上から目線ではありません。

『ギブアンドテイク』、つまり「ギブ=与える」が先で「テイク=受け取る」が後です。

何か自分に欲しいものがあるなら、まず先に相手のことを考えて与える。

  • お金が欲しいなら、労働を先に『ギブ』。
  • 感謝されたいなら、人に親切にすることを先に『ギブ』。

すべて『ギブ』が先です。

『テイク(もらう)』はその後です。この『ギブアンドテイク』を日頃から意識するだけで、人間関係は変わります。

「与える」ものはなんでもいい

極端な話、与えるものはなんだっていいんですよ。

感謝の言葉

ねぎらいの言葉

お店の試供品

美味しいお菓子

話を聞いてある

お金

いくらでもありますよ。

まずは考えうる『ギブ』与えてみましょう

そこから何かが変わるはずです。

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おわりに

『ギブアンドテイク』を意識するだけで、人間関係やコミュニケーションが良くなります。

特に『ギブ(与える)』を意識することが大事です。

まず欲しがらないで、相手のことを考えて与えてみましょう!というお話です。

皆さんも知らずのうちに『くれくれ君』になっているかもしれませんので、ご注意を。

ではまた次回!

ありがとうございました!

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