「人の話を聴く」ことを徹底すると人間関係が変わる

先日「聴く」ということについて人を呼んで講話をさせてもらいました。

依然にもこのブログで、「聴く」ことについて記事を書きました。

上記の記事をざっくりいうと、人の話を徹底的に「聴く」ようにしたらモテるよね。

ということなんですが、今回の講話ではその人の話を聴く上での「聴き方」ついて詳しく話させてもらいました。

とても反響があったようで、講話が終わってもいろいろな質問をいただきました。

この「聴き方」については、いざ実践するとなかなか難しいです。

ですが、少しでも意識するだけでも人間関係で変化があるはずです。

私も大学生のときから実践し始めて、人間関係に良い変化がありました。

今でも聴き方は意識していますし、ずっと続けていけるものだと思ってます。

今回はその「聴き方」について重要にしていることと、ポイントを解説していきます。

【2020.3.8:記事初投稿】
【2021.10.9:本文加筆修正、リンク追加】

人の話をちゃんと聴ける人はそういない

基本的に人は人の話を聴けていません。

というのはたとえ、人の悩みを聴いていたとしても、自分の中で色々な考えが巡り、良かれと思って相手にアドバイスしてしまうことが多いのです。

これは本質的「相手の話を聴いている」というわけではなく、あくまで自分の主観、思いが入ってしまったものなのです。

自分の主観が入ってしまうと、「この人はわかってくれない」「自分の話ばかりしてる」「聴いてくれない」となってしまいます。

ですが本質的な「人の話を聴く」ということを意識すると、逆のことが起こります。

「この人はわかってくれる」

「私のことをちゃんと見てくてる」

「ちゃんと聴いてくれる」

「聴く」ことで様々なメリットを受けることができます。

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人の話を聴けるようになるメリット

人の話を聴けるようになるメリットはどのようなものがあるでしょうか。

少しまとめていきます。

  • 信用、信頼される
  • 落ち着いて見られる
  • 喋りベタでも大丈夫

ことが挙げられます。

信用、信頼される

人の話が聴けるようになると、他の人から「信用、信頼される」ようになります。

というのは人の話が聴けるようになると、相手の承認欲求が満たされるようになります。

この承認欲求というのは、「自分の頑張りを認めてもらいたい」「SNSで『いいね』をたくさんもらいたい」「友人から『すごい』と思われたい」というものです。

承認欲求を満たすことが良いか悪いかは別にして、人の話を聴くことで、信用され信頼されるようになります。

落ち着いて見られるようになる

人の話を聴けるようになると、変に自分を主張することがなくなるので、落ち着いた人物として見られるようになります。

これも先程書いた「信用、信頼される」に通じるところがありまして、「なんでも受け入れてもらえる懐が深い人」となりやすくなります。

話ベタでも大丈夫

これがとても私自身の性格に合っていたもので、聴くことを徹底すると話さなくても良くなります。

私は人前、大勢の前で話すことが苦手で緊張して何を話していいかわからなくなります。

で変に話そうとして空回ることが多かった。

ですが、今回お話するポイントの中には話す要素は一切ありません。

とにかく徹底的に聴き役に徹するのです。

なので話をすることが苦手な人でも意識して実践できるものです。

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人の話を聴く前提条件と5つのポイント

それでは本題です。

私が日頃、人の話を聴く際に実践している前提条件と5つポイントについてお話します。

前提として解決策は相談者がもっている

例えば、悩みを聴いてもらえただけでスッキリすることないですか?

というのはそれぞれ相談者の悩みには本質的な根本的なものがあって、その外側によくわからない表に見える悩みが顔を出してきます。

「お金がない」という悩みがあったとします。

その人の話をずっと聴いていくと、「お金がない」に裏側には「趣味をやりたい」「家族サービスしたい」等に行き着きます。

その人の悩みの本質は「お金がない」のではなく「時間がない」に行き着きます。

すると「お金がない」と悩み苦しんでいた人は実は「時間を捻出」「家族サービス」となり、どうすれば「時間」を捻出するかに悩みがシフトされるのです。

このように前提として相談者の悩みの本質は言っていることとは違いますし、自分でもわかっていないのです。

自分の悩みを聴いてもらっていると外側の部分が溶けて、悩みの本質が浮かび上がってきます。

聴く時の5つのポイント

  • 評価しない
  • 批判しない
  • 同情しない
  • 教えようとしない
  • 褒めようとしない

この5つです。

それぞれ解説します。

評価しない

悩みを相談している相手は、評価されたいと思ってません。

評価というのは自分のフィルターを通して点数を付けするようなものです。

「その考えはとてもいいね」

「その考えは良くないね」

そんな風に評価されたら、「わかってないくせに・・・」となることが多いのです。

批判しない

「それってあなたが悪くない?」

相談者は必死で悩みを打ち明けているのに、自分の主観で批判してしまったらどう思うでしょうか?

そんな人に相談したいと思いますか?

同情しない

辛い悩みを聴いて「私も同じことがあって・・・」と同情してしまうのはNGです。

「私も」と主観を入れてる時点でその人の話を聴いていないことになります。

「あなたの話は聴いてない!」

となってしまうのです。

教えようとしない、褒めようとしない

高い視点でその人の価値観を変え、導けるならいいのですが、かなり難しい。

「教える」「褒める」には自分の想いがかなり乗っています。

それを一方的に伝えるのは、相手のことを考えているとは言えません。

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人の話をただただ共感をもって聴く

上記の5つのポイントを意識することと同時に大切な聴き方があります。

それは「共感をもって聴く」ことです。

難しいそうに感じますが、共感をもって聴くときには実践してほしいことがあります。

  • 「なるほど」などのあいづち
  • うなずき
  • オウムがえし
  • 確認

「なるほど」やうなずきは人の話を聴く上での基本的な方法です。

オウム返しというと聞こえが悪いと思われそうですが、「お金について悩みが・・・」というときに「あなたはお金について悩みがあるんだね」とする。

「そうそうお金について悩みがあって・・・・」と相手から話してくれることが多くなります。

確認とは「夫のこんなところが・・・・」と相談された際に「旦那さんのこういう部分が嫌ということですか?」と確認します。

違う場合は「違うのよ、これこれこうで・・・・」となりますし、合っているときは「そうそう、その部分が嫌なんですよ!」となって相手から引き出すことができます。

相談を受けるときには5つのポイントと共感をもって聴くことで、信用信頼が貯まり新しいレベルに行くことができるはずです。

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おわりに

今回説明した5つのポイントを実践しするのはとても難しいと思います。

私でも大学生の頃から実践して、自分の中でできてきているなと思うまで1年ぐらいかかりました。

今回の記事を読んでくれた人は聴き方の考え方が入っていると思います。

そして何より大切なのは相手のことを考えて聴くこと

極端な話、これだけ覚えてもらえたらと思います。

では今日はこの辺で。

また次回。

ありがとうございました!!

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