行動できずグズグズしていませんか?デッドライン症候群とは

みなさん、日常仕事をしていて『締め切り』ってありますか?

書類作成の締め切り、プレゼンの締め切り・・・・

この『締め切り』というのがかなりの曲者でして、なんと締め切り間近にならないと仕事ができない人がいます。

この『締め切り』ギリギリにならないと仕事をしないようなことを

『デッドライン症候群』

といいます。

怖いですね。直訳すると“死線”症候群ですよ。

今回はその『デッドライン症候群』とはなんぞや?

その対策についてお伝えしていきます。

【2017.7.25:記事初投稿】
【2020.3.2:タイトル修正、本文加筆修正、リンク追加】
【2021.10.10:本文加筆修正、リンク追加】

締め切りに間近にならないと動けない。デッドライン症候群とは

先程、ポロッと言ってますが、納期だったり、締め切りだったりがある仕事を取り掛かる場合があるとします。

それが、仕事を請け負ったばかりの時にはすぐに取り掛からず、締め切り前までグズグズグズ・・・

「今月末まででいいんだっけ?まだまだ楽勝じゃないか」ポイー

「あと20日もあるぜ」ポイー

「お、あと10日か・・・この仕事の分量だとまだ余裕かな?明日からやればいっか」ポイー

「あれ?あと一週間か・・・もうこんな時間だからな、明日やろう」ポイー

「後3日!?」「なんでもっと早くやらなかったんだ!!!」

「おわんねーよ!!」

というやつです。

締切に焦って「ヒーヒー」言いながら取り組みます。

でこの『デッドライン症候群』には実はもっと先の厄介なものがあります。

デッドラインを越えた先にあるもの

運良く締め切りギリギリであっても納期に間に合った、あなた。

おめでとうございます。

とても気持ちよくないですか?めっちゃ気持ちいいですよね?

体と心にかかる負担といいますか、肩の重荷といいますか、そういうものがスッとなくなったような、なんとも言い表せないような開放感、爽快感がありませんか?

今この瞬間、なんとか納期を間に合わせたあなたは、脳内の快楽物質がドッバドッバでてますよ。

  1. 「納期間に合わない」
  2. 必死でやる
  3. 「間に合った!」
  4. 超気持ちいい!!快楽物質ドバァー

という一連の流れを脳が覚えてしまうと、脳は無意識下でそれを求めてしまいます。

これが『デッドライン症候群』を越えた先にあるものです。

デッドライン症候群が癖になっている人は、その快楽物質の虜になってしまうんですよね。

すでに私達は子どもの時、デッドライン症候群に侵されていた

子どもの頃を思い出してみてください。

あなたは今、夏休みです。

いっぱい宿題ありませんでしたか?

夏休み前半で宿題を終わらせるような人でしたか?

だって40日も休みがあるんですよ?

夏休み前半で宿題終わらすわけないじゃないですか?

そうでしょ?

ですが楽しく過ぎていった夏休みも気づいたら残りの夏休みは一週間を切っています。

そこであなたはやっと宿題を終わらせようと必死になって机にむかうわけです。

「もっと早くやっておけば・・・」

「学校爆発しないかな・・・」

と、しょうもないことを考えながら、です。

なんとか始業式前に大量にあった宿題を終わらせるとこができたあなたは、なんともいえないような開放感に満たされています。

「自分って天才なのでは・・・?」

そうです。

もう子どもの時にあなたは、

『デッドライン症候群』と『越えた先にある快感』

をあなたは身をもって体験し、脳にその時の快感が焼き付いているのです。

だから納期ギリギリまで作業ができないのです。

だとしたらどうやってこの「デッドライン症候群」に対策すればいいのでしょうか。

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デッドライン症候群の対策法

「デッドライン症候群」にすでになってしまっているあなた。

それはしょうがないです。

今までの夏休みに大量に宿題を出してしまうような、日本の教育が悪いです。

でもね、あなたはこのままで良いわけがないんですよ。

こんな子供の頃から積み上げた負の遺産に負けてらんないんですよ。

というわけで、「デッドライン症候群」を改善するための対策法をご紹介します。

スケジュールを作って計画的に進める

「そんなのたり前じゃん!!」

と言われればそうですが。

締め切り間近で大量に仕事を進めるのではなく、締め切り日から逆算してスケジュールを組んでいくやり方です。

小さい締め切りをたくさん作っていくイメージです。

これが習慣になっていけば、デッドライン症候群がよくなっていくはずです。

まわりにやることを宣言する

その小さい締切である「今日やること」を周りに宣言してしまうことです。

やること」を意図的に宣言することで、自分にプレッシャーをかけ、周りからも見られている状態を作り出して、緊張感をもって仕事にあたることができます。

または、SNSだったりブログでも発信してしまうのも同様に効果ありです。

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おわりに

以上が何事においてもグズグズして行動できない『デッドライン症候群』とその対処法の紹介でした。

色々と対処法について話してきましたが、極端な話、「やりたいことだけをやる」ということが一番の『デッドライン症候群』の処方箋だったりします。

だって自分がやりたいことをやるんですもん。

やる気に満ち溢れて行動せざるおえないでしょ。

ですが組織に属しているとそうも言ってはいられないのが、現状だったりするのも事実です。

『デッドライン症候群』『越えた先にある快楽』の気持ちよすぎるのであって、締め切りまでの作業は地獄です。

『越えた先にある快楽』の影に隠れているだけで、締め切り間近の作業は身体に相当な負荷がかかっています。

そんな負荷で身体を壊してしまうより、しっかりスケジュールを組んで、無理のない仕事をしてほしいと思います。

ご自愛ください。

ではまた次回!

ありがとうございました!

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