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知識より経験?それとも逆?|仕事と人生で迷わないシンプルな考え方

先日、知人からこんなアドバイスをいただきました。

「知識も大切だけど、知識ばかり詰め込みすぎると、かえって身動きが取れなくなるよね」

「やっぱり最後にものを言うのは経験なんだよ」

正直、これには納得する部分が多いです。

実際に身をもって体験したことは、どんな知識よりも心や体に残ります。

例えば転職。

私自身、実際に転職を経験しましたが、「転職はこんな感じだよ」と友人から聞いた話と、いざ自分が体験してみるのとでは天と地ほどの違いがあります。

やってみて初めて分かることが多いんです。

この意味で「何事も経験が大事」という考えには強くうなずけます。

でも「知識」だって侮れない

とはいえ、私は知識を「持ちすぎても無駄じゃない」と思っています。

なぜなら知識は軽いし、コストもほぼゼロだからです。

中古本屋なら100円程度で本を手に入れられますし、図書館なら無料です。

それでいて、自分の視野を広げたり、行動のきっかけを作ったりできる。

つまり、「知識」と「経験」は対立するものではなく、むしろ補い合う関係なんです。

この記事では、知識と経験のどちらが大事か? という永遠のテーマについて、私自身の体験や身近な事例を交えて考えてみます。

【2018.2.18:記事初投稿】
【2021.10.6:タイトル修正、本文加筆修正、リンク追加】
【2025.10.2:タイトル修正、本文加筆修正、リンク追加】

知識より経験が重要なのはなぜか?

「本を読むだけでは分からないことがある」というのは誰もが感じたことがあるでしょう。

例えば、スポーツ。

いくらルールブックや戦術書を読んでも、実際に体を動かさなければ「できるようになる」ことはありません。

私の例でいえば、転職活動や新しい職場での適応がまさにそうでした。

事前に情報を集め、頭で理解していても、実際に飛び込んでみると予想外の発見や壁が次々と出てきます。

だからこそ、「経験が大事」という意見は正しい。

経験は自分の血肉になり、忘れにくいからです。

ただし「経験」するためにはまず「知識」が必要

ここで大切なポイントがあります。

人は「知らないこと」を経験することはできないという事実です。

例を挙げましょう。

人気漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』で、主人公・桜木花道は高校に入学するまでバスケットボールをよく知りませんでした。

しかし、好きな女の子に誘われて「バスケ」という言葉をきちんと「知識」として理解したことで、実際にプレーを経験することができました。

もしその出会いがなければ、桜木はバスケットボールを「経験」することすらできなかったでしょう。

つまり、知識は「経験の扉を開けるカギ」なのです。う言葉を発しなければ、「スラムダンク」はできなかったんですよね。

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コカ・コーラの話

もう一つ身近な例を紹介します。

私の友人の子どもは大のコカ・コーラ好きです。

でも、もしその子が「コーラ」という飲み物の存在をまったく知らなかったらどうでしょうか?

初めて見る「泡が出る黒い液体」。

説明なしに渡されたら、たぶん怪しくて飲めないはずです。

ところが、親が

「甘くて爽やかな炭酸飲料だよ」

と知識を与えたことで、その子は安心して飲み、実際に

「美味しい!」

という経験を積むことができました。

やはり、経験の前には知識が必要なのです。

「知識と経験どっちが大事?」って愚問じゃない?

正直なところ、

「知識と経験、どちらが大切?」

という問いは少し的外れかもしれません。

なぜなら、知識と経験は切り離せない「一連の流れ」だからです。

流れを整理するとこうなります。

  1. まず「知識」を得る
  2. その知識をもとに「行動」を起こす
  3. その結果として「経験」が積み重なる

このサイクルがあって初めて、人は成長していけるのです。

知識だけでは机上の空論で終わるし、経験だけでは偶然の積み重ねにすぎない。

両者は「セット」で考えるべきものなんです。

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まとめ:やっぱり「知識を身につける」ことが第一歩

結論を一言でいうと、「知らなければ、行動できない」に尽きます。

知識は、行動の扉を開くカギです。

だからこそ、まずは知識をインプットし、その知識を活かして小さくても行動してみることが大切です。

そうすれば、自分にしかできないリアルな経験が待っています。

本でも記事でも、まずは気になる分野の知識をインプットしてみてください。

図書館なら無料、本屋なら数百円で「行動のきっかけ」を買えるわけです。

そして「よし、これを一度やってみよう」と思ったら、小さな行動を起こしましょう。

それが未来の大きな経験につながります。

「知識を得る」→「行動する」→「経験に変える」

このサイクルを意識することが、あなたの仕事や人生をより豊かにする近道です。

ではまた次回!

ありがとうございました。

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