『三年寝太郎』十数年ぶりに読んだ話が違いすぎて笑う

子どもに日本昔話を読み聞かせしようと思い、数あるものから『三年寝太郎』を選びました。

というのは、私が小さい頃に読んだときになんとなくですが「いい話だな~」とという記憶があったからです。

しかし今回読んだ『三年寝太郎』は衝撃的な内容すぎたので今回ぜひ紹介させてください。

「三年寝太郎」のお話

一日中寝ていて、村人から怠け者と嫌われ、寝太郎と呼ばれている男がいた。さすがに十日にいっぺんは起きて、山の上から小便をするものの、それ以外はもう三年も寝続けていた。

ある年に、村が日照りで田んぼに水がなくなってしまった。村人たちはこれはこの村に罰当たりがいるせいだといい、寝太郎を殺そうとした。

その夜、寝太郎は夜中に起き出して山の上の大きな岩をつかみ、崖下に落とした。岩は大きな山崩れを引き起こし、その下を流れる川の流れを変え、村の近くまで水が届くようになり、田んぼにも水を引くことができた。

寝太郎はただ寝ていたのでなく、どうすれば村が助かるかをずっと考えていたのだった。

引用:三年寝太郎(日本昔ばなし)

これです。これです。

私がなんとなく覚えていたのはこの話です。

怠け者と嫌われていた寝太郎が村のためにその力を使って助ける話です。

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私が今回読んだ『三年ねたろう』

私が今回読んだ『三年ねたろう』は上記の話とは全く異なりました。

ざっくり紹介します。

実家でぐーたらぐーたら怠けて寝て過ごす「ねたろう」

ある日両親から「そんなグータラしてたら嫁も来ないぞ」と諭されます。

意を決したねたろうはある日、山へトンビを捕まえてきます。

その夜、提灯とトンビを持って実家の隣の名家に忍び込み庭の木に登りました。

そして山から降りてきた天狗と偽り、名家の主人を呼びつけます。

主人にねたろうは「私は天狗だ。娘を隣のねたろうに嫁がせろ」と仕向けます。

そしてダメ押しで信用させるためにトンビの足に提灯を括り付けて飛ばし、あたかも天狗が飛んでいったかのように見せます。

まんまと天狗からの御告げと信じた主人は、娘を嫁にやり、田畑や土地などの財産をもらったねたろうは真面目に働いて幸せに暮らしたとさ

というお話でした。

こんな話でしたっけ?

物語の最後に取ってつけたように「真面目に働いて幸せに暮らしたとさ」の違和感ったらないですよ。

なんなら、騙す感じとか現代の詐欺に通じているような気さえします。

散々ぐーたらして、やる気を出したと思ったら、騙して出し抜こうとする。

私が好きだった「三年寝太郎」はどこへ行ってしまったのでしょうか。

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『三年寝太郎』は様々なバリエーションがあるらしい

「怠け者、村を救う」という代表的なお話の他に全国に様々なバリエーションのお話が残されているそうです。

今回紹介した、「怠け者が騙して嫁を取る」というお話以外でも、「怠け者が百姓を騙し金を手に入れ、味を占め再び騙そうとするがバレる」とこれまたクズのような話に出会いました。

もしかしたら他にももっとあるのかもしれませんが、私は混じりっ気のない 「怠け者、村を救う」 の話が一番好きです。

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おわりに

私が今回読んだ「むかしばなし・名作20 よみきかせおはなし絵本」シリーズは日本昔ばなしだけでなく、世界各国の長い間読みつがれてきたお話がたくさん収録されています。

普通のお話に飽きたのなら、試しに読んでみても楽しいかもしれません。

「三年ねたろう」の他にも、「ラプンツェル」などどこかで聞いたようなお話も多数収録されていますので楽しいですよ。

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ではまた次回!

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