もくじ
黒川伊保子著『妻のトリセツ』の概要とあらすじを解説
まずは概要です。
『妻のトリセツ』ってどんな本?
内容としては
夫婦の間の理解を深めて、今以上によい関係を築くためのガイドブック
という感じ。
もっと詳しく書くと、
夫と妻がもっと仲良くなるためのアドバイスがたくさん書いてあります。
この本を読むと、妻がどうやって夫と上手にやっていくか、夫がどうやって妻のことをもっと理解するかがわかります。
また、夫婦で話し合うことの大切さや、相手の気持ちを理解する方法、信頼関係を作る方法についても教えてくれる本になってます。
非常に魅かれますね。
「妻の言ってることがわからん」
「妻との会話が続かない!」
などなど。
このようなことでお悩みがあるならば、ぜひ読んでみてください!
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黒川伊保子著『妻のトリセツ』の感想レビュー!夫婦関係で困っているのなら必読

以下では、本書で私が学んだことや感想を書いていきます。
本書での学びは、基本的に男性脳と女性脳は違ってて、その違いを受け入れることができなくて、妻とバチバチしてしまう、という感じ。
まずこの違いを知りましょう。
そして受け入れて、妻の喜ぶことをしていきましょう。
引いてはそれが、夫婦円満につながるはずです。
会話を盛り上げるための小手先のテクニックやオチは必要なし
女性が男性との会話を不毛に感じるのは、「自分の身に起こったささやかな出来事」を共有してくれないからだと言われています。
つまり、男性は女性との会話で、解決策を提示したがる傾向があります。
例えば、女性が「段差につまづいて転びそうになった」と話すと、男性は「転びやすい靴を履くのをやめればいいのでは?」と解決策を提案したくなるのです。
しかし、これではうまくいきません。
女性が求めているのは、あくまで「共感」です。
一見、男性から見るとオチも意味もないように見える会話ですが、この「共感」する行為がストレスを軽減させ、「段差で転びそうになった」という他人の話を「とっさの知恵」に変えるために必要なのです。
女性はこのような会話の中で、子どもたちや夫の未来を守るための「とっさの知恵」を得るために、本能的に行っていると言われています。
なるほどですね。
ということは、夫が妻との会話で必要なことは、「自分の身に起こったささやかな出来事」を共有すること。
「今日、職場でこんなことがあった」といったオチのない話や、小さな愚痴が価値があるのです。
また、先程「共感する会話はストレスを軽減する」と言いましたが、女性は共感されることでストレスが軽減すると言われています。
つまり、男性は女性との会話で、「日常のささやかな体験」を共有し、女性からの話題に対しては共感で応えることで、「一時の癒し」を提供することが、夫婦円満や男女間のコミュニケーションに必要になるのです。

大切な話し合いのときは「ビジネスプレゼン」の手法を
夫婦生活は案外長いです。
その生活の間には、子どもの教育方針、家の問題、親の問題など、さまざまな問題が立ちはだかります。
そんなとき、夫がついついやってしまうのが、妻の話を「否定」否定してしまうこと。
例えば、子どもを私立に受験させるか、公立に行かせるかという問題があるとします。
夫が私立に行かせるつもりがなく、相談されたらすぐに「受験なんて必要ない」「うちにそんな余裕はない」と否定したら、夫婦間の戦争が始まってしまいます。
ここで大切なのは、問題が起きたとき、妻は自分の主張のメリットしか言わず、夫は相手の主張のデメリットしか言わないというパターン。
これでは、どんな問題にも戦争が始まり、夫婦関係が悪化の一途です。
そんなときこそ、男性が得意とする「ビジネスプラン」の手法を使うことが重要です。
- 双方の提案に対して、メリットとデメリットを挙げる。
- 実際に調査して検証する。
- デメリットを避けるだけの消極的なメリットではなく、互いに得られる利益(ゲイン)も示す。
- 以上を踏まえて、結論を出す。
特に3の、相手にそれをすることによって得られる利益(ゲイン)を提示することが重要です。
問題が起きたときには、相手を否定せず、お互いが喜ぶ解決策を見つけることが重要だと言えます。
女性との会話では絶対に心を否定しないこと
女性の会話は、「心」と「事実」の二つの軸があります。
女性脳同士の会話では、事実を肯定したり否定したりすることは問題ありません。
しかし、共感を目指す女性の会話では、心=気持ちを否定すると、会話は成り立たなくなり、人間関係も壊れてしまいます。
例えば、友人が「最近、仕事がとても忙しくてストレスが溜まっている」と話したとき、それに対して「でも、あなたの仕事は大切だから頑張らないとね」と事実を肯定するのではなく、「大変だね、ストレスも溜まるよね。少し休んだ方がいいかもね」と心=気持ちを共感することが大切です。
そして、女性脳との会話において、魔法の言葉があります。
それは、
「君の気持ちはわかる」
何かあって、注意を受けた際にも、
「嫌な気持ちにさせたんだね、ごめん。今度からは気をつけるよ」と返すことが大切です。
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おわりに
「妻のトリセツ」は、知人からの紹介で知り、夫婦間のコミュニケーションについて新たな気づきがありました。
著者である黒川伊保子さんの視点から、夫婦の会話はただのやりとり以上のもので、心からの理解と共感が大切だと感じました。
この書評レビューを通じて、読者の皆さんも「妻のトリセツ」の中にある新たな視点を見つけ出し、自分たちの関係に活かすことができることを心から願っています。
それでは、皆さんの夫婦生活がより豊かで幸せなものになることを心から願っております。
そして、この書評に興味を持った方、ぜひ「妻のトリセツ」を読んでみてください。
あなたの夫婦生活に新たな気づきと理解をもたらし、より良い関係を築くお手伝いになると思います!
ありがとうございました!
ではまた次回。
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