今回は、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」を読みましたので、レビューしていきます。
こちらの本は、ただの家の片付けの方法ではなく、片付けを通して心までスッキリさせるためのヒントがたくさん詰まっています。
特にモノを捨てるときの基準に「ときめくかどうか?」という考え方は、片付けするときの新しい考え方でした。
今回の記事を通して、掃除に対する考え方や、日常での片付けのコツをシンプルに紹介しています。
読んでみると、きっとあなたの心と部屋がもっとスッキリするヒントが見つかるはずです。
もくじ
近藤麻理恵著「人生がときめく片付けの魔法」とは
「人生がときめく片付けの魔法」は、近藤麻理恵さんが教える特別な片付けの方法を紹介している本です。
ただの片付け方のコツだけでなく、心の中もすっきりさせるヒントがたくさん詰まっています。
近藤さんの提案するのは、物を手にとって「これ、ときめくかな?」と自分に問いかけること。
ときめかないものや必要ないものは、ありがとうと感謝しながら手放す方法です。
この考え方は、片付けだけでなく心も整理するのに役立ちます。
デジタルの整理のコツも紹介されていて、スマホやパソコンの中もすっきりさせるアイディアが満載です。
この本を読むと、片付けの新しい考え方や、毎日をもっと楽しく過ごすヒントを見つけることができます。
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近藤麻理恵著「人生がときめく片付けの魔法」感想レビュー
以下では、本書で私が学んだことや感想を書いていきます。
捨てられないものは「ときめき」感じるかどうかで判断
捨てるものを選ぶ基準ってホントに難しいですよね。
特に、必要かどうかで一目で判断できるものはいいのですが、ちょっとした思い入れのあるものは判断が難しくなります。
巷でよく言われるのは、「一年使わなかったら捨てる」や「一時置きボックスを作り、半年に一度チェックする」という方法を試すことが勧められますが、正直、私も試してみましたが、面倒で続けるのが難しかったです。
箱があるだけで非常に邪魔ですし、着ないものに対して変に意識してしまって、ダメでした。
そこで、本書『人生がときめく片付けの魔法』では、捨てる際の最も大切な基準として「触ったときに、ときめくか」という方法を提案しています。
この「ときめき」の基準は、単に「必要かどうか」で判断するよりも、実際に「持っていて幸せかどうか」を感じることで、真に大切なものとそうでないものを見極める手助けとなります。
私も本を捨てる際にやってみましたが、想像以上の効果でした。
文庫本などいつか読み返したくなるはずという謎の考えの元、捨てずに箱に入っていましたが、「ときめくかなー?」と自分に問いかけると、すっと捨てることができました。
「同じカテゴリー」で片付ける
私を含めての多くの人は、片付けをする際に一部屋ごとや、特定の場所、例えば机など一箇所ごとに片付ける方法を取ってきました。
しかし、この方法だと、同じカテゴリーのものが複数の場所に散らばってしまい、結果として効率が落ちてしまうことがあります。
そこで、本書の紹介している方法は、場所別の片付けではなく「カテゴリー別」での片付けをおすすめします。
具体的なやり方は、まず収納からそのカテゴリーのものを一つ残らず出して、一箇所に集めます。
そして、その中から必要なものを選び、整理・片付けを行うのです。この方法で、同じカテゴリーのものを一覧でき、効率的に片付けることができます。
本や服など一箇所に集めるのは一見面倒そうですが、一箇所に集めると物の量が見える化できます。
それは難しいという方は、今日は本を片付ける日と決めてしまうのも良さそうです。
他人のモノを勝手に捨ててはいけない
これを読んで「わかるわー」と感じる方も多いのではないでしょうか。
家を掃除していると、つい他人の片付けられないところを指摘したくなるものです。
そして、そのまま「使われていないから」という理由で、良かれと思って勝手に捨ててしまうことも。
正直、これは自己中の極みですよね。
もし逆の立場、自分の大切なものが気づかない間に捨てられてしまったら、気づいた時の怒りは計り知れません。
実は、他人の片付けられないところを指摘したくなる気持ちは、自分自身の片付けがおろそかになっているサインかもしれません。
まずは自分のモノをきちんと片付けることができるようになれば、他人も自然と片付けてくれるようになるのです。
「片付けられない家族」に対する一番の対処法は、まず自分から始めること。
日常生活でも、この考え方は採用できることで、他人を変えようとすると反発があるので、まずは自分を変えることが大切なんですね。
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おわりに
片付けの本質は、モノの整理だけでなく、心の整理にも繋がるものです。
近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」は、その真髄を教えてくれる一冊です。
この記事を読んで、新しい片付けの視点や日常での片付けのコツを学び、自分の生活をより豊かにしてみてください。
ありがとうございました。
また次回。
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